今日の夢

バスに乗っている。広島の市街地を抜けた海沿いの工業地帯のような、羽田空港を出たとこの東京湾ぞいの工業地帯のようなところを走っている。すごくたかいところを走っている。足下に、半導体をつくっているまっ白な工場の海水が、すきとおったブルーですごくきれい。
途中ですごく急な下り坂で乗客が騒ぐ。わたしは、「ああ、この道は前も通ったことがあるや」と言っている。湘南台にも、地元の焼山にもあるジェットコースターみたいな急で長い坂。大雨で浸水している。すごいスピードで突っ込んでいく。乗っているバスが、交通整理してる人を轢いた。彼は水の中に沈んでいってるみたいだけど、わたしは見えないようにずっと目をつぶっている。他の乗客が「出血がすごかったよ」「死んだかも」といっている(高3の夏の夕方に、予備校のある駅で人が電車に飛び込んだときに、友達が聞いた、ホームで見物してる人が言った言葉)
バスから降りて徒歩で歩いていると、谷の部分の交差点で拳銃をもった、しょぼしょぼした顔のくたびれたグレーのスーツの男の人にはちあわせる。わたしは、気づかれないように、、、と知らん顔をしている。はやく谷を出よう、やっぱり谷はダメだ、と思っている。かれは、くたびれた感じの髪の毛が真っ黒でセミロングで上が白のカットソー下が黒のスカートの女の人をつかまえた。
学校のα館とΩ館の間のようなところで、インターネット上の5年来の友人電話ちゃんといる。電話ちゃんが黒くてつるつるで一番きれいな床石に「私は黒電話です。」等のむずかしい恋文のようなものを刻んでプレゼントしている。なるほど、そうすればいいのか・・・と思い私もつるつるの黒い墓石のような石にむずかしい恋文を刻んでプレゼントしようとしたら、中年労働者風のメガネの男性は「丁重に石よりも、おいしいものを食べながらのほうがいいなあ」というようなことを言い、高円寺までもつ鍋を食べにいく。「センサー」も食べる。「センサー」ももつの一部で、三半規管のような、魚介類の煮物のようなもの。「前は湘南台にもあったんだけど」と言うけど、わたしはその店が改装されてまた同じメニューをやっていることを知っているので、今度連れて行って教えてあげようと思っている。