今日の夢

宿にいるんだけど、途中まで研究室のミートを丸一日やりつつ同じ場所でバイトしてた。従業員さんの浴衣を着て、アルバムを売ってるはっぴを来たイベンターの人の机に白い布をひいたり、入り口のお客様を受付まで案内したりしてた。入り口のでかい観葉植物を移動したり、夕方4時になったら同じ町にある建物の扉の鍵を防犯対策で閉めていく。歴史はそこそこある宿みたいで、おやじさんから「がんばってんな」みたいな励ましのお声を頂いたりしてる。元気はなかった。なんでミート中にバイトに精を出してるかというと部屋で先輩が植物をDNAレベルでいじめて奇形にして出芽させたりしていたので、ひどい!と思って、私もDNAレベルのいじめによる身の危険を感じて逃げたから。植物いじめるシーンは色鮮やかだった。
途中から映画みてる。黒髪の少女が成人になって熟女になっていく過程で色々酷い目に遭うんだけど。
ラース・フォン・トリアー監督の映画みたいだね、と母親に言ってる。誰?というので、ほら主人公の女の人の着こなしがパリっぽいねってお母さんが言ってた映画、あれとあれのあとに見た映画、サロンシネマ2で!と映画館で映画の途中でしゃべってるけど、めんどくさくなって後で解説しようと思う。
さらに映画は進んで真っ暗で窓のない大きな空間に覆われた六角形の富士屋ホテルみたいなガラス張りで全面の窓が煌々と光っているビルがあって、主人公は20歳ごろに6階に住まされるようになるんだけど、5階と9階がジムで1階のビルを囲んでる外側の建物の入り口に電話がある。電話がかかったら、「電話です」ってすごいこわいナレーションとサイレンが鳴る。で、受取人が居る階までUFOキャッチャーみたいなエレベーターが迎えに行くんだけど、エレベーターの急に加速するタイミングが予期できないところや、基準が予測しにくい光り方、急でドキッとする電話きたサイレンの音だったりが、監視されてるような気持ちをさらにおおげさにする感じ。
電話を受け取るとき30代になった主人公は元手が自分でもわかってない豊かではあるけど希望のない暮らしの影響か健康とは言いにくい太り方をしているのだけど、電話の内容はしばらく会ってなかった唯一の肉親であった真面目で普通な人のメガネキャラの兄が亡くなったと言う内容で、葬式をあげることになるんだけどそのお金をどこから出そうかどう仕切ろうかという、行方の分からない義母と義父に助けをもとめて空をあおいで悲しんでたら、ブルーグレーの光の中で体がどんどん破裂してやつれていくんだけど、いつ入れたのか肥満体の右胸左胸に貧乏な幼少期憧れていた子供服ブランドのキャラクターのタトゥーが大きく入っていたりするビジュアルが凄くエグかっこいい。(このシーンは、10代の色白黒髪で寂しそうな美少女だったときの主人公と、その対比も含めて、2大ハイライトだと思う)ちなみにラヴァーズハウスのケン&メリーのケンが左胸に青色で彫られていた

ひとりでやる告別式はずさんで何もない暗い部屋にひな壇に白い布をかけてその上にみっつよっつ遺品と一緒に放心してるだけで俯瞰して観ててすごくみじめな感じ。外向けの葬式には女性がいっぱい来ていて、主人公は来式者のかたがたに渡されたチョコレートとかをかすめ取って食べていた
陰惨で、日本版マリーアントワネットっぽいかもしれない。あと、観た事ないけどそれこそラース・フォン・トリアーの「ドッグヴィル」とか、「嫌われ松子の一生」もこういうお話なのかな?