きょうはお休みでパトリシア・ピッチニーニ展見に行ったよ。
どんなにグロテスクなものなんだろうかと思っていたら、普通のペットっぽくてかわいかったです。あのー、猫の、毛のない猫のスフィンクスっていうやつを実際にめにするほうがきっとビビると思う・・、完成度も高かった。老少年のゲームボーイとかも作動していてリアルでした。作品の完成度、リアリティってこういうことかぁとおもった・・、手のゲームボーイ接触してるあたりにシリコンのささくれが見えたりはしたものの、女の子の背中の丸みとか、寝転んだブタの背中のどっしりとした感じとか、説得力があった。そうそう!ソファにめりこんだ影、そうそう!必然。
虚飾ではなく作品が成立つ上での必然。リアリティ。
サイコロがばらまかれているようすを真上からのアングルで平面的にとらえても、光を横から設定すると長い影が落ちる。リアリティ。アラスカ物語の一シーン、青空の下雪原を移動する人々は青空と同じ色の影を落とす。リアリティ。
明日からまた頑張ります。しっかし紙立体はやったことないなぁ・・
あ、それと、会場では靴を脱いでピッチニーニの作品を囲むかたちで鑑賞するんですが、「作品の」傍観者の人間の女の子が「観客」に見えたり、若しくは「観客」が「作品」としてつくられたように見えるような現象がありました。それをねらったのかどうかは知りませんがそれだけ現実味を帯びた作品でした。




ひゃー!!おかあしゃんがずっとシオだと思って使っていたものがじつは砂糖でした!びっくり!!どうりでポトフが甘かったわけだ・・にんじんの甘みだって嘘じゃないかー。でもほかは全く違和感なかったなぁ・・不思議。