う〜ん

?なこしくん

O-KA-TA-ZU-KE
おかたずけ
おかたづけ


わたしの好きな詩のひとつに
陶芸家、「オブジェ焼き」の八木一夫の「いつも離陸の角度で」という詩があるんですが




思案の中で
ひかりが頬をすべり
じわじわと脱いでいく
慎ましいスフィンクス


問わず語りに
理解すること


いつも離陸の角度で
適材適所に
構想設計


あいさつの形態は
明瞭かつ不確実に
要請の信号のように
老妓の合点のふうに
装飾的な狼狽で


いつもうしろ側には
隠遁のゾーン
疲労は舌から
発芽の様相
箴言について
羽化について


記録ー転向の
陽気な暦




これを読んでいると
「いつもの気持ち」がすーと晴れて整理されていくような気になるし、
今までの自分の人生にあった色々な日常的なシーンを思い出したり、
今の自分の生活はきちゃないな。と思ったりする。なんでかはまだわからない。でも大事な詩のひとつ。
きっと東京に引っ越す時に広島県立美術館で展覧会をしててその時この詩を読みながらいろんなことを考えてたからかもしれない。




無力感。をしらみつぶしたくていろいろ手を出す。
うお〜〜。